化粧品と医薬部外品と医薬品。どれがいい?

Category : 美肌のコツ
2018.04.04

 

とにかく世のコスメが多すぎる。

 

コスメは今や飽和状態。
メーカーも種類も無限にあります。

ドラックストアなんかに行くと
多すぎて
ワケ分からなくなりますよねー。

その中から
自分にとって必要なものを選ぶってだけで
結構なこと。

今回はそのヒントになるべく、
化粧品と医薬部外品の違いのお話を。

 

そもそも医薬部外品ってナニ?

一般にいう化粧品には
「化粧品」と
「医薬部外品」が
ありますが違いを知っていますか?

 

ざっくり言うと

「化粧品」は
安全性を重視、
有効成分の効果は保証されていない

「医薬部外品」は
各症状への予防的効果を及ぼす、
規定量の有効成分が入っている

となっています。

※有効成分=人体への生理的作用があると国が認めた成分

 

医薬部外品は、
薬ほどではないけど

有効成分が配合されているもの。
ケースやボトルに「医薬部外品」って
記載があるので
持っている物で確認してみてください。

 

医薬部外品の方が有効?

 

だったら
有効成分が配合されている
医薬部外品の方が
いいじゃないか、と思いますよね?

 

でもちょっと待ってください。

効果がある分、
副作用のリスクもあります。

化粧品は
全成分を
配合量順に記載するのが原則ですが

医薬部外品は
記載する義務のあるものさえ
記載すればよく、
記載順も自由です。

それでも
ちゃんと記載している
メーカーさんが多いとは思いますが

全てのメーカーが
全成分を
記載しているかと言えば、違います。

 

全部書いてたところで
ひとつひとつ確認しないでしょ。

確かにそこまでは
私もしないし
全成分を把握するのは
到底無理なんですけど。

でも医薬部外品には

刺激の強い成分を
たっぷり配合しているかも知れない、
という可能性はあるわけなんです。

成分が
全部、肌に優しい成分とは
限らないワケですから、
充分にあり得る話です。

 

私たちが
いわゆる基礎化粧品として
使っているものは
肌の表皮という部分に
付けるものを言います。

表皮というのは
わずか0.02mm。

一生懸命、
毎日化粧品をつけていても
実際に効いているとされるのは
ラップ2枚ほどの厚みしかないのです。

基本的に
その下の真皮や皮下組織
というところまで
成分が浸透してはいけない事になっています。

 

浸透してるって言ってるのは?

 

じゃあ、肌の奥まで浸透。
って何の事を言ってるんだろ??

となりますよね。

とっても奥深くまで
化粧水なりが
届いているイメージじゃないですか?

はてさて。

 

と、ここまでくると

医薬部外品を
使うのは悪いのかというと、
そういう事でもなくて。

すいません、
結局どっちなの、って話になっちゃいますが(笑)

 

長期的に使い続ける
毎日使うのはおススメしません。

肌荒れやトラブルの時
一時的に使用するのであれば問題はないです。

美白化粧品の時にも
お伝えしましたが

化粧品=肌の栄養 
と考えるのは危険です。

肌は絶妙なバランスを取っていて、
それを壊すとトラブルの原因となっちゃいます。

長い間
刺激の強い成分が入った物を
使い続けて
乾燥肌や敏感肌になってしまった人は
少なくないんです。

 

普段のケアは化粧品で。
トラブル対処に医薬部外品。

という感じで
とらえているといいかと思います。

 

 

医薬部外品の成分でも
優しい成分のものはあるので
一部ですがご紹介

グリチルレチン酸ステアリル(日焼してしまった時)

プラセンタエキス(美白・ターンオーバー促進)

酢酸トコフェロール(血行促進・メラニン排出)

アラントイン(細胞修復の手助け・抗炎症作用)

 

これらはまだ優しい成分。

改善したい
トラブルがあったら
参考にしてみてくださいね。

 

 

今回のまとめ:

普段のケアは化粧品で。
トラブル対処に医薬部外品。

です!!

 

 

因みに

当サロンで採用している化粧品は
パラべン・フェノキシエタノール
合成香料や着色料
石油由来成分
アルコール

すべて
フリーのものを使っていますので
ご安心くだい。